こんばんわ。穂綸図の天体撮影です。
2003年10月24日午前3時の記録です。
秋の明け方近くであるこの時間は、前哨戦としての冬の星座が良く見えます。
このページの星図はお星様とコンピュータ★彡を使用しております。
今回は、冬の代表選手、初心者向けのオリオン座を見てみましょう。
全体の絵はこんな風になっています。
2003年10月24日午前3時00分南の空です。

大きな説明図
この時間ですと、ほとんど南中で、実際の写真はこのようになります。

大きな写真
中央に3つの星が並んでいるのをベルトとみて、向かって右側に腕が見えます。
今回、ベルトのちょっと下にある、有名な星雲「M42」「M43」を見て見たいと思います。
ズーム的に少し拡大して55mmで見るとこんな感じです。

大きな写真
肉眼で見た時の「ひとみ」の大きさ約7mmですから、それの何倍も大きいカメラのレンズだと、
光がたくさん入り、はっきり見えます。
10cm以上の天体望遠鏡で見ると、もっときれいに見えるようです。
上の写真の中央にある緑色の枠を300mmまで拡大すると、次のような星雲が見えてきます。
データでもわかるとおり、300mm(銀塩換算でx1.6=460mm)望遠です。

大きな写真
さて、中央に少しぼんやり見えてきたのが「トラペジウム:M42」
オリオン座の中心で、オリオンの腕と言われる銀河系で渦巻く腕の中のひとつになります。
実は我等が太陽系もこのオリオンの腕の中にあります。
兄弟ですけど、M42の翼の中心部は、凄まじいまでの早さで新しい星々が生まれています。
正直ここまではっきり見えるとは思いませんでした。
実際300mmの望遠で撮影ができるのは、赤道儀を使っているから他なりません。
もし、赤道儀が無いと、10秒も露光したら、見た目10cmも右に流れてしまい、とても撮影できません。
さて、次は土星です。
この時間帯には、ほとんど天頂にあり、きれいに輝いている位置はこの場所です。
上のオリオン座の星図にも出ていますが、オリオンのすぐ左上に位置します。
肉眼でもかなりきれいに見えます
ちなみに、下が南です。

大きな説明
この説明図の左下に見える土星は、300mmのカメラでもはっきり判明できる写真は取れなかったので、
225倍の天体望遠鏡に直接接続したコンパクトデジカメで撮ったものを紹介します。
実際に天体望遠鏡を使って肉眼で見ると、はっきりと「輪」が見えてとても感動しました。
皆さんにも見せてあげたいです。
part.1

part.2

さて、お次は、秋の味覚、「プレアデス星団:M45」です。
和名「スバル」と言われ、とても美しいです。
この時間での位置は、先ほどのオリオン座のずっと右(西)で、ほとんど真西に位置します。
左上に有名な「アルデバラン」がありますが、その少し右下にM45があります。

大きな説明図
普通に肉眼で見ても、ぼんやりと星の集まりが見えるこの星団は、拡大するととても感動します。
写真に撮るとこんな感じです。
今回は、午前3時というのもあって、少し西に傾き切っていて、
実は私の観測地点からの西には明るい住宅地があり、あまりいい撮影環境とはいえません。
秋の味覚をこのままにするのはとても惜しいので、もっと早い時間に再度挑戦します。

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